第3回目「嫌われる勇気を読もう!」読書会開催しました。

アドラー心理学と私

こんにちは

たけだきよみです。

2021年になって初の「嫌われる勇気」読書会を開催しました!。

今回は第四夜から共同体感覚と横の関係について。

毎回ご参加いただいているKigisuさん音譜

いつもありがとうございます。

リブログ記事

共同体感覚とはアドラー心理学の鍵概念です。

対人関係はこの「共同体感覚」を目指して進んでいく、とされているのですが、対人関係の入り口である「課題の分離」からこの「共同体感覚」に向かう道筋として「横の関係」という関わり方が出てきます。

私たちが体に染み付いてしまっているのはどちらかといえば「たての関係」(上下関係)ではないでしょうか?。

例えば、

親と子

上司と部下

先輩と後輩

先生と生徒

などなど・・・

長年「たての関係」で生きてきた私にとって、

これらの関係性も「たての関係」ではなく「横の関係」を築いていきましょう、と言われた時は、どうすればいいのかわからず、かなり衝撃的でした。

さて、今回新たな取り組みとして、この「横の関係」について「叱ってはいけない、ほめてもいけない」という一節を、哲人役と青年役に別れて輪読しました。

目で読むのと声に出して読むのとでは、受け取り方にも違いがあったのでは?。

私はほめる事は良い事だとずっと思ってきました。自分がほめられた事で、自信を持てたり、勇気が出せるようになった経験があったからです。

ですから、「ほめてはいけない」という部分はアドラー心理学に出会った頃から引っかかっていて、

「ほめることは本当に良くない事なのだろうか?」という疑問がずーっと頭の片隅にこびりついたままでした。

今回じっくり本を読み込んでみると、その疑問を解決するヒントに出会え、私なりの解釈や理解が進みました。

興味のある方は第4夜をもう一回じっくりと読んでみてください。

新しいヒントに出会うかもしれませんよ。

話は変わりますが・・・・

昨日図書館で予約していた本を読みました。

図書館の予約システムはありがたいのですが、同じ本を何人もの人が待っていると、自分の手元に届いた頃にはすっかり忘れていて、「なんでこの本予約したんだっけ???」となる事もアルアルです。今回も例にもれずでしたが・・・びっくり

タイミングよく、ここにも「ほめる教育の落とし穴」として「ほめる」について触れている部分がありました。

読みやすくておすすめです。

「ほめる」時に大切な事は、

結果だけをほめるのではなく、努力や過程に注目する事なのではないのでしょうか。

話を読書会の話題に戻します。

共同体感覚はアドラー心理学の鍵概念なのですが、私は「究極の理想なのでは?」と思ってしまう事がよくあります。

でも、その理想に向かって日々試行錯誤しながら一歩づつ歩んでいく事にこそ、私たちが生きる大きな意味があるのではないかと思っています。

私たち人間は魔法使いではないので、理想を掲げて「こうなりたい!!」と思っても一瞬でそうなる事は不可能です。

理想に向かって小さな小さな目標を設定して、小さな小さな成功体験を繰り返しながら、

自分の目指す所に一歩づつ進んでいきましょうね。

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